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日雇い派遣労働者の給与からの「データ装備費」天引きが問題となっている日雇い派遣最大手「グッドウィル」(東京都港区)が、派遣労働者に同社のロゴ入りポロシャツやトレーナーなどを半ば強制的に買わせていることが複数の元支店長の証言などで分かった。支店には備品の販売ノルマを課され、「備品の着用が仕事紹介の条件」などと言って販売していたという。同社では、データ装備費の徴収もノルマ化されていたことが既に明らかになっている。
 関東地方の元男性支店長(35)によると、備品には▽Tシャツ(500円)▽トレーナー(1000円)▽軍手(300円)▽カッター(200円)――などがあるという。元支店長は「月々、新規登録者1人につき700円の販売ノルマがあった。達成できないと、上からきつくしかられた」とノルマによる厳しい締め付けを証言する。労働者に売りつけるため「紹介できる仕事の6~7割で、ユニホームが必要」などと口実を付けた。ノルマとうそを言う心苦しさから、自ら買い取ることもあったという。
 ノルマ達成のため違法な給与天引きをしている支店もあるという。中部地方の元男性支店長(28)は「日々の交通費も払えないほど生活に困窮している人もいて、そういう場合は代金を給与から天引きした」と打ち明ける。販売ノルマは月7万~8万円だったという。
 一方、同社で4年間、日雇い派遣を続ける東京都内の男性(28)は、解体現場の片づけの仕事で「ロゴ入りジャンパーの着用が仕事の条件だ」と言われ購入した。「複数の派遣会社のスタッフが働くので、他社と識別する必要がある」と説明されたが、実際に現場で着用している労働者は数人しかいなかったという。中部地方の支店に派遣登録する男性(28)は「必要だと買わされたトレーナーを、現場で向こうの作業着に着替えさせられた」と不満を口にする。別の男性(34)は「新規の登録者は相手の言い分を信じて買ってしまう。新人に集中的に売りつけている」と話している。
 備品販売について、関東地方の支店長は「ノルマは確かにあるが、労働者の安全を考えて売ったこともある。すべてが押し売りではなかった」と釈明。同社広報IR部は「福利厚生の一環として、登録時に廉価で案内している。強制ではなくあくまでも任意」などと話している。【市川明代、東海林智】

最終更新:7月14日15時10分

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